赤いRXでどこ走ろう♪
赤いEscapeRX3で始めたサイクリング。2012年1月にロードデビュー(TCR SL2)しました。
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yutabow

Author:yutabow
40代半ばにしてサイクリングを始めました。愛車は通勤用にブリジストンサブナードスポーツ(流星号)週末ファンライド用に GIANT TCR SL2(2011)です。初代はEscapeRX3でしたが、2012年1月にロードデビューしました。下手の横好きならぬ貧脚の坂好き。毎週山をへこへこ登ってます。

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ついにケイロン体験
長いゴールデンウィーク。
サイクリストとしては、ここぞとばかりに爆走しなければならんのですが、諸々の事情と生来の怠け癖により・・

ろくに走ってませんっ 

ので、ブログ更新が滞る上にカテゴリが「その他」のネタが増えております。

今回のネタも、恐らく正統派サイクリスト各位は見向きもしない「プラネタリウム」です。

ああこれでまた、グーグルアナリティックスのグラフが右下がりになるなぁなどと心配にもなりますが、純理系人間のyutabowとしては自転車以外にもいろいろ気になるものがありましてですね・・・・

うだうだ言っているとサイクルの女神に突っ込まれるので本題いきます。

帰省先で五藤光学のウラヌスに偶然の出会いを果たして以来、最新機種ケイロンを見たい想いが盛り上がっておりました。国内外で6箇所に導入されているようですが、最も近いところでは世田谷教育センターにあります。小平から行くには実に微妙な場所にあり、電車で行く気にはあまりならないのですが、自転車で行けば約20キロ。もうこれは行くしかありません。
今日は、娘の学校の参観日。午前中で終わるので、13:30の開演に間に合わせるべくうりゃっと出発しました。

プラネタリウムに馴染みの薄い方向け解説
プラネタリウムを製造しているメーカーは何社かありますが、五籐光学はその中で世界シェアトップの最大手です。30m級のドームに対応する大型機から簡易型までスケールにあわせたラインアップを持ちますが、投影できる恒星数は最高級機で2万台でずっと頭打ちでした。理由は単純で、地球上で肉眼で識別可能な恒星の等級はせいぜい6~7等級なので、夜空を再現するのがミッションであるプラネタリウムとしてはそれ以上の性能を持たせることは「無意味」だったからです。
その常識に挑戦したのが、「メガスター」の製作者大平貴之氏です。天の川や星雲が雲ではなく星の集まりであることはご存知と思いますが、個々の星の光はとても識別できるものではないので、メガスター以前のプラネタリウムはそれらを雲状の物体として映写していました。大平氏はこれらを本来の星の集まりとして映写したいという夢に突き進み、ついに自力で150万個の星粒を映し出す「メガスター」を完成させました。当時のメーカー製機材の100倍近い能力を持ち、しかも軽トラで出前できるコンパクトなシステムサイズであったことから、世界的に話題を呼びました。彼の技術は玩具にも導入され、おもちゃのプラネタリウムとしては桁外れな性能を持つHOMESTARをセガトイズから発売させました。私は初期型を所有しています。
私はメガスターを五島プラネタリウムドームの特別企画とお台場の科学未来館で経験していますが、リアリティは別にしてその映像のインパクトは衝撃的なものでした。投影星数に特化したメガスターは万能ではありませんが、プラネタリウム機材の一分野として確固たるポジションを確立し、沈滞していたプラネタリウム人気の復活に寄与しました。大平氏はその後脱サラしてプラネタリウム事業に専念するようになり、メガスターも改良を重ねて最新機種では実に2200万個の投影を可能にしています。
大平氏の活躍に対し、五籐光学をはじめ専門メーカーはしばらく静観しているように見えました。大平氏へのインタビューでも「何故メーカーはメガスターのような製品を作らないのか」という質問が定番になりました。大平氏の挑戦は、歴史ある専門メーカーとしては無意味な遊びに見えたのかもしれません。しかし少なくとも話題性では完全にメガスターにお鉢を奪われ、相手が400万とか500万とかやっている中で自社製品のハイエンドが数万では、内心プライドが大いに傷ついたに違いありません。(yutabowの勝手な推測です)

で、プラネタリウム最大手の五籐光学が、自らの殻を破り、意地とプライドと怨念を込めてリリースした渾身の作品が「ケイロン」なのです。発売時点でメガスターを上回る1000万個の投影星数を持ち、その後も改良を続け今回見た世田谷教育センターの機材では最新の恒星原版により、18等級、1億4千万個というメガスターの最新型をも圧倒する能力をたたき出しています。まさにトップメーカーの面目躍如。

「大平君! 遊びは終わりだ!」

という五藤光学の高笑いが聞こえるようです。

※上記記載内容は、私yutabowの勝手な妄想です。念のため。

というわけで、前説が長くて獲得標高100メートル分は疲れましたが、
とにかくなまった脚に鞭打って走りづらいことこの上ない世田谷の一般道を走り抜けること20キロ、世田谷教育センターに到着。P5052859.jpg
建物はさほど新しくありませんが、プラネタリウム施設は昨年リニューアルされケイロンが導入されてます。

400円で、ケイロンを拝む(?)ことができます。さすが自治体系教育施設、お安いです。
というわけで、ケイロン御対面。
P5052852.jpg
世田谷教育センターは、機材について特段宣伝していないため、ニタニタしながら機材を撮影していたのは私だけでした。もったいない。(と思うのも俺だけか)

ドーム径16メートルの中型ドーム、ケイロンは大型ドーム用機材ではないので、恒星球の大きさはウラヌスと同程度かデザインがシンプルになっている分少し小さく見えます。惑星投射装置も独特のデザインでシンプルにまとまっています。やっぱ見た目の迫力はヘリオスですね。

ご神体、恒星球アップ。
P5052858.jpg
この直径1mに満たない球体の中に、一万点以上の精密なパーツが詰まっています。くーぅ。
恒星原版が大きいのでしょうか。大型の投射レンズが印象的です。

ケイロンは、恒星球とプロジェクターによるハイブリッド専用設計です。世田谷教育センターのプロジェクターは初めて見る形式で、ハイビジョンの倍、4000ラインの解像度を持つビクター製の大型プロジェクタが恒星球を挟んで2台配置されています。特製の広角レンズがついていて180度投影を可能にし、2台あることにより恒星球による影を作らず完全な全天球映像を可能にしています。今回期せずしてこいつの威力を知ることとなりました。
P5052856.jpg

さて、肝心のプログラムですが、恒星球による星空映像はさすがに美しいものの、メガスターを見慣れている私としては特別驚くようなものではありませんでした。ある意味想定内です。1億以上の星が映っていると言っても、500万のメガスターでもとっくに識別限界は超えていますからね。プログラムも、オペレーター(美人!)の説明は悪くはないものの、固定された夜空を淡々と説明するもので、機材フェチとしてはもう少しぐるんぐるん回してくれよなどと、見当違いなフラストレーションを感じてしまいました。

一方意表を突かれたのがプロジェクターのパフォーマンスでした。ハイブリッドという発想自体は最近のプラネタリウムの多くが導入していますが、今まで見た限り、プロジェクターの解像度不足やドームスクリーンへの対応不足など、恒星球の映写クオリティとの落差が大きすぎて興ざめするものが殆どでした。
しかしケイロンハイブリッドのプロジェクターは、4000ラインの高解像度プロジェクタ2台の映像が、違和感無くドーム上で結合されており、完全シームレスな全天球映像を実現しています。スクリーンも優れた特性のものが使われているらしく、黒の締りがすばらしく映像に立体感があります。全体が動く映像だと、座席全体が回転したり移動したりしているような錯覚による浮遊感が楽しめます。さらに驚いたのが星空映像の解像度が今時の古めのプラネタリウムと同等のレベルに達しており、細かいこと言わなければ「恒星球いらないんじゃね?」と思うほどです。昔から、プロジェクタの性能が向上すれば恒星球は不要になるはず。そうすれば、プラネタリウムの表現力は一気に増大する」と思いながら現実をみて失望してきたのですが、今回の映像は、それが実現する時代が来ることを予感させるものでした。音もいい。立体的な音場が浮遊感の演出に貢献しています。結構いいオートプログラムでしたが、まだまだケイロンハイブリッドのポテンシャルを使い切っていない印象があり、「次のプログラムもぜひ見たい」と思わせてくれました。

メガスターに星数で対抗しながらも、その競争がもはや違いを見出せないレベルにあることをしっかり認識した上で、プロジェクター映像と音響の総合力をかつてないレベルに引き上げる。これがケイロンハイブリッドのコンセプトであるとすれば、五藤光学おそるべしというのが正直な感想です。

なかなか満足しました。結構お勧めできると思います。

サイクリングとしては往復45キロ。路肩の無い狭い道路が多く、車のペースにあわせて走る必要があったので、距離の割りに結構いい運動になりました。しかしやっぱりなまってます。GW中に尾根幹でも走って少しでも体をひきしめないといけないですね。

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コメント
お帰りなさ~い
相当なマニアックですねぇ~ 機械のコトは判りませんが、
私もその機械を拝みに行こうと思います。お値段も安いし都内ポタの
休憩としても使えそうです。 良い情報有難う御座いました!
[2011/05/07 00:17] URL | パートのおばさん #- [ 編集 ]

ぜひどうぞ
お返事遅れました。場所がなんとも微妙ですが、自転車なら無問題ですのでぜひ。機械にニタニタする必要はないと思いますが、プラネタリウムはいいものだと思いますよ。
あと、ここは商業施設ではありませんので、投影日が休日を中心に不定期です。お出かけの際は下調べをお忘れなく。
[2011/05/09 15:06] URL | yutabow #- [ 編集 ]


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